「アフリカの若者のための産業人材育成イニシアティブ(ABEイニシアティブ)」の修士課程プログラムの一環で、筑波大学に留学中の方々(ケニアおよびスリランカから)、および、その指導教官の先生ほかの方々をお迎えして、4月14日(木)午前中にナリカ本社実験室にてワークショップを開催しました。
先ず始めに中村社長より、ナリカが百年間の歴史で一貫して大切にしてきた企業理念やハンズオン教材を使った教育の重要性、さらには「製品や社員の所作から会社が透けて見える」という考えを説明しました。
その後、手回し発電機(ゼネコンV3)および静電ゼネコンを中心とした、全員参加型のワークショップを開催し、発電、エネルギー変換、省エネ、動電気と静電気について、などの電気のトピックについて楽しみながら学習する上で、ナリカのハンズオン教材が非常に有効であることを認識していただきました。
ABEイニシアティブについてはこちら→jica(ジャイカ)独立行政法人国際協力機構のHPをご覧ください
独立行政法人国際協力機構(JICA)の「アフリカの若者のための産業人材育成イニシアティブ」(African Business Education (ABE) Initiative)「修士課程およびインターンシッププログラム」の一環として、広島大学大学院に留学中のCedric Mpaso氏のインターンシップを8月15日~19日の期間に株式会社ナリカにて実施しました。
主な目的を「日本において理科教育が国家政策として振興されてきた経緯、並びに、そのために理科教材会社が果たしてきた役割を理解してもらう」こととし、本社での座学、当社の代表的輸出製品のハンズオン実験、各部署からのヒアリング、倉庫での見学と製品下づくり体験のみならず、一般社員と同様に、朝礼や環境整備にも参加していただき、当社のありのままの姿を見て頂きました。
さらに、丁度、インターンシップ期間中に当社で開催された、米国カリフォルニア大学バークレー校で開発された科学教育プログラム(SEPUP)のワークショップにも参加することで、ハンズオン科学教育に関する日米の動向や歴史についての知識を深めて頂くことができました。
最終日には、当社の経営陣に対して、インターンシップの成果をプレゼンして頂き、上記目的が達成できたとの報告のみならず、当社製品のアフリカ諸国への展開の可能性までも示唆頂きました。