目白研心中学校・高等学校 様

目白研心中学校・高等学校 様


2009年1月に新校舎が竣工。 新校舎は地上5階建ての建物で、どの教室にも最大限、光を採り入れるつくりが採用され、学習環境を第一に考えて設計がなされています。グローバル社会で活躍する人材を育てるため、コミュニケーション力、問題発見・解決力、自己肯定力の3つの力を身につけることを目標とされています。アクティブボードは複数年度にわけて順次導入されています。今回はSuper English Courseの教室を取材させていただきました。

導入事例

導入製品
アクティブボード587proシステム
アクティブボード595pro

導入のきっかけ
デモンストレーションでアクティブボードを含む3機種を実際に確認し、比較した上でアクティブボードを採用。2012年末にプロジェクター一体型スタンド(87インチ)2台を導入。その後95インチ壁付けを順次導入していただいている。95インチのボードについてはレール等設置せず、弊社のお薦めする「電子黒板を中央に固定する方式」をご採用いただいた。


普段使いの電子黒板
今回、数学、英語、理科(生物)の授業を取材させていただきました。取材前にお話を伺ったところ、Super English Courseでは入学時から、アクティブボードで授業をしていて、生徒たちは教室正面に黒板ではなく、電子黒板が固定されている状況に違和感なく自然になじんでいるとのことでした。素晴らしいと感じたのは、先生方も電子黒板を資料提示はもちろん、板書でも黒板と同じように普段使いに使用なさっていて、授業の中に電子黒板がなじんでいることです。
数学の板書画像をご覧ください。このように電子黒板を普通の黒板と同じように使うことで、前時の板書が次回の授業でそのまま表示でき、振り返りが効率よく行えるようになったということと、空間図形の単元や、プリント授業の際には特に重宝しているとご感想をいただきました。

先生方の主な使用方法は、生徒に配布するプリントをアクティブインスパイア(板書ソフト)でインポートして表示し、そこへ直接板書していく形でした。これを行うことで、先生は地の文まで板書する必要がなくなり、授業時間の短縮が実現するので、それが授業全体に良い影響を与えているとお話をいただきました。
アクティブボードの設置方法は弊社のお薦めする「電子黒板を中央固定にする形」をご採用いただきました。先にプロジェクター一体型スタンドで導入されたので、この形も特に問題なく使いこなしていただいています。


タブレットとの併用へ

英語と理科(生物)では更にタブレットも使用されていました。生徒は1人1台タブレットを持っていて、宿題の提出や、今日の授業のノート作成等はタブレットでおこなっています。Googleドライブを使用して生徒と先生が課題のやり取りを行う形がとられていました。プリントの配布もGoogleドライブから生徒がダウンロードする形で配布されます。英語の授業ではFacebookを使用して先生と生徒だけでなく、生徒同士も課題と回答を共有できる進め方をとっているのは、とても興味深く拝見しました。

タブレットと電子黒板を併用した授業については、各学校色々な形があると思います。電子黒板がすでに普段使いで黒板と同じ感覚で使われている今日の授業では、タブレットの運用に「余裕」のようなものが感じられました。既に電子黒板はきちんと使いこなされているので、あとはタブレットをどのように授業で活用し、電子黒板と併用・連携していくのか。それぞれの先生方が試行錯誤しながら進めている状況かと思います。現状では生徒がタブレットで作成したものを正面のボードで表示して共有し、授業に活用できるというのがよいというお話をいただきました。今後のタブレットの活用については、この先さらに進化していく予感が致しました。 取材を終えて、教室を出るときには生徒達から「ありがとうございました!」と元気よくご挨拶をいただきました。こちらこそご協力いただき、本当にありがとうございました。